2013年01月02日

箱根駅伝2013



また今年もこの時期がやってきた。2日に渡る学生陸上の祭典、箱根駅伝。

89回目を迎える今大会。『山の神』柏原が卒業したことで、一気に混戦模様の大会となった。


まず最初に、このデータを書いておく。

今年の箱根登録メンバーの中で、10000mタイムのランキングベスト10を見た時、日本人は8人。

東洋が2人、早稲田が2人、そして残りの4人が駒澤なのだ。駒澤は10000m28分台の自己ベストを持つランナーが実に8人もいる。これは駒澤史上過去最多、駒澤史上『最速』のチームと言える。


しかし箱根は1区間20キロほど。10000mとは別物。20キロの安定感で言えば東洋大学に分があると言わざるを得ない。それを考慮しながら、今年の箱根予想を書いていこうと思う。


第89回箱根駅伝
駒澤大学
東洋大学
早稲田大学
往路△明治大学
復路△青山学院大学


基本この4大学でベスト3を占めることになるだろう。それくらい上位が抜けている。近年の箱根は上位にアクシデントがない限り、よほどのあるチームでなければ勝負にならない。
特に今回は序盤1、2、3区までに有力選手をそろえた大学が多く、明日の天候からもハイペースとなるだろう。より力が求められるはずだ。
『10キロでは駒澤が強く、20キロでは東洋が強い』、ならば箱根は東洋>駒澤となるのが普通ではある。しかし、今回駒澤は勝ちにきた。もちろん大目標箱根で勝ちにいかないほうがおかしいのだが、今回のオーダーを見る限り、抜群の安定感を誇る東洋を倒すなら駒澤だろう。


駒澤が勝負の布陣を敷いてきたと思えるのは、エントリー1、3、5区。
1区はこれまでのセオリーなら撹上、3区に油布というパターンが想定でき、まさか油布を1区に持ってきて、5区に『準エース』とも言える村山謙太を配置してくる作戦で来るとは、他大学も想定外だったはずだ。
油布はスピードタイプ。平坦でスピードを生かせる3区がベストと思われるが、それを1区に使い、代わりに次世代のエース候補中村を使えるところが、今年の駒澤の層の厚さ。中村も10キロ28分22秒で走るスピードを持っている。

柏原がいなくなり、5区の重要性は下がった…と見られてはいる。確かに重要性は下がったと思うが、影響力ということで言えば昨年並だろう。距離が長くなったことで5区の山上りを制するチームが箱根を制すという状況になってきた。今回はその山が均衡している分、4区までにレースの主導権を握っておきたいチームがほとんどだろう。

駒澤の強みは、2区が駅伝を熟知している窪田だという点。油布は体調不良などのアクシデントさえなければ大崩れしないはず。そして窪田が確実に2位以内で3区に繋ぐ、これが作戦のはずだ。3区中村までトップに立って主導権を握ることか求められる。

5区は東洋が初経験だが、明治の大江、早稲田の山本は区間賞候補。これに対応するため力のある村山を配置してきた。2ヶ月前に10キロの自己ベストを更新、直前の上尾ハーフマラソンで悪条件の中優勝するなど、村山の調子はいい。駒澤としては、2区で窪田を使った分、確実に往路優勝が欲しい。逃げる展開のほうがより力を発揮できるチーム編成でもあり、2位で往路を終えた場合、6区で先頭に立っておきたいところだろう。

当日のエントリー変更で、6区は間違いなく千葉が来る。今年の千葉は調整過程が悪くない。7、8区を4年生カルテットの撹上、久我のスピードランナーで繋ぎ、復路のエース区間である9区に崩れにくい上野を置いて、最後は10区経験のある後藤田が締める。

理想は往路優勝で千葉に繋ぐか、千葉でトップに立つかだろう。ただ、東洋が6区に山下り区間賞経験のある市川を投入してきている以上、往路優勝はほぼ確実に取っておきたいところだ。そのためには、序盤の3人までにトップに立っておくことが必要となる。



東洋は抜群の安定感を誇り、20キロ区間の続く箱根で大きく崩れるとはないだろう。1区田口、2区設楽啓と流れを確実に作る2人がいることも心強い。
弱点として挙げられそうなのは、まず山上りへの繋ぎ。駒澤が前半に力を入れている分、東洋も力を入れなければいけない。となると、3区に設楽悠を投入するかがカギになってくる。もしくは、5区定方は実はフェイク…という作戦まであるかもしれない。設楽悠と服部の投入する区間が今回の東洋の生命線になるだろう。6区市川、9区佐久間、10区冨岡はたぶんそのまま。それを考えれば2人とも往路に投入してくる可能性もある。その場合後半8区あたりで多少崩れてしまうと厳しくなってくる。
山上りに柏原という絶対的な存在がいたため、その穴をカバーしようと全体のレベルは上がった。が、柏原がいなくなった分、前半から積極的に行かなければいけなくなったのも事実。そのレース展開で勝ち切れる力があるのか。全日本を制していたら断トツの優勝候補だったろうが、レースの運び方次第で距離が長くとも倒せることがわかってしまった。
それが今回の東洋の弱点と言えそうだ。


2強に割って入る可能性があるのは早稲田か。早稲田が2強に割って入るためには、大迫がどの区間に入るかが問題なってくる。
2区平賀、4区佐々木、5区山本は確定だろう。過去1区だったが、駒澤と東洋が2、3区に強力なランナーを置いていることから、今回1区で大迫を使うのはリスクが大きすぎる。3区で起用することとなるはずだ。

そうなると1区さえ崩れなければ3区終了時点でトップまである。5区山本が山上りで計算できるだけに、4区終了時点で1位か、2、3位でも前に明治がいなければ往路優勝の可能性はある。

問題は復路。1区を崩さないために、1区で走れる前田を投入するのが一番無難だが、復路の層が薄くなる。あと1人強力なランナーがいればまた違ったと思うが、こればかりは仕方ない。
6区で市川ら58分台で切り抜けるランナーを相手にする西城の時計が足りず、7区志方は安定感あるものの、8区が1年生柳、9、10区で東洋や駒澤の主力相手にどう戦えるかは未知数。
往路でどれだけ稼いで、復路でどれだけ粘れるか。総合力が求められる近年の箱根で優勝するには少々厳しいメンバーと言える。


明治は鎧坂がいなくなった穴はかなり大きい。ただ、2区大六野が大崩れせず、3区菊池が順位を上げ、5区大江に2分差の6位あたりでタスキリレーできれば、往路優勝の目があるかもしれない。ただ後半に駒が足りず、最後は総合5位あたりという感触。
青学の場合、出岐がまず2区、3区に久保田が入ってくると考えれば往路中心型。復路は大谷を投入することになるだろう。ただ、全体的なパンチ力という面では上位とは少し落ちる。総合5位あたりという感じだ。


今年はシード権争いが面白くなりそう。実際今年は6番手以降は流れ一つで大きく結果が変わってくる。
学連選抜のメンバーがなかなかそろっていること、来年は学連選抜が編成されないことから、学連選抜に注目して観るのも面白いかもしれない。


さあ、また今年も箱根の季節がやってきた。

今年はどんなドラマを見せてくれるのか。

2日間、10区間で受け継がれるタスキリレーが今から楽しみでならない。
posted by リック at 00:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月01日

第88回箱根駅伝


今年も箱根駅伝の季節がやってきた。
今年も東京箱根往復217.9キロの熱戦が繰り広げられることだろう。


昨年は史上最少着差21秒で早稲田大学が制した箱根。
しかし昨年の覇者早稲田は昨年の2冠を獲れず、
出雲を東洋、全日本を駒澤が制し、構図は『3強』となっている。


そんな第88回箱根駅伝、上位3校に印を付けるとしたら、

駒澤大学
東洋大学
早稲田大学
となる。優勝候補筆頭は東洋大学と見ていい。
堅いが、それだけこの3校のチーム力は抜けている。


5区の距離延長により、近年5区を制したチームが確実に2着以内となっている。
勝負は5区。5区に計算できる選手がいるチームは強い。

そんな5区の区間記録保持者、柏原が最終学年となった東洋
『1時間16分台で走りたい』と語る彼を考えると、他校のランナーは
最低でも19分台が求められる。仮に東洋が4区終了時点で
2位以下だったとして、トップで走る大学は4区終了時点で後続の東洋と3分差が欲しい。

山下りが去年同様市川、復路9区に力のある田中、前回アンカーだった山本が
変更で7区あたりに入ることを考えれば、復路で大逆転を望んでの往路はリスキー。
柏原が1位でゴールするにしても、往路終了時点で東洋と40秒以内、
これが優勝の最低条件と言えるだろう。昨年21秒差で負けただけに、
今年は1秒にこだわってくることを考えれば、60秒差は危険水域とも言えそう。


東洋に勝つためには、やはり4区までにどれだけ貯金を作るか、
という話になる。弱点を探すならここだろう。3区を変更で設楽にしてくる
可能性が高いため、2、3区が設楽兄弟でつなぐとする。
設楽兄弟は全日本であまり良くなかったように、昨年ほどの爆発力があるかどうか。

それを考えて今年は安定感ある宇野を1区に持ってきたのだろう。
が、近年重要度の増した4区に1年生の田口。小田原あたりまでに7、8位通過と
いうこともあるかもしれない。ただ、3分程度は差ではない柏原。
勝つためには、5区のランナーが最低19分台で走らなければいけない。

18分台を出した過去のランナーは、箱根史に残る山上り巧者ばかり。
順大・今井や早大・駒野など、18分前半で走れるランナーが
いれば別だがそんなランナーは見当たらず。もし19分台前半なら、勝負はまだ
分からないと言えるだろう。


では、その東洋を逆転するならどこか。
現状、駒澤大学しか考えられない。

主力が2、3年生と若いチーム。昨年1、2年生で箱根
経験したメンバーが1年経ってより力を付けた印象。
若いのに、安定感があるランナーが多い。トラックでのチーム平均タイムは
過去の駒澤黄金期と比べても、それ以上。
トラックとロードは直結しないとしても、このスピードは柏原を倒すために
必要不可欠とも言えるだろう。

復路6区に山下りのスペシャリスト千葉、7区に今季好調の上野、補欠に
9区濃厚の窪田を揃え、復路で巻き返す可能性は十分。
往路も、エース格となってきた攪上を1区、2区にスーパールーキー村山、
3区に次期エース油布と、序盤で崩れないメンバー構成。

そして5区の山上りがキャプテンの井上。
高瀬、久我の力のある選手を補欠に回して臨機応変な対応ができることは大きい。


問題は6区、山下りのスペシャリスト千葉だろう。
ここ2年区間賞を獲るほど6区と相性のいい千葉だが、今年は故障明け。
5区で柏原に逆転されるとして、果たして6区でどこまで逆転できるのか、そこが問題。
村山に安定感が出てきた今、3区までに東洋と3分近い差が求められるだろう。
復路は駒澤有利。30秒、40秒程度なら逆転は可能。のはず。



そして▲の早稲田。昨年の覇者だが、どうも今年は波に乗れない。
原因は故障者の続出。キャプテンの八木、志方、佐々木、前田と、とにかく故障者が多かった。
出雲、全日本とも完敗の3位。これだけ故障者がいる状況では致し方ないだろう。

故障明けの選手はだいぶ戻ってきたが、当初の予定では矢沢1区、大迫2区だったはず。
それがエントリーは1区大迫、3区矢沢。矢沢のアキレス腱痛が長引いたと見ていい。
2区は平賀が入ったが、平賀は昨年ほどの爆発力がない。
どうにも今年は完調ではないことを考えると、序盤で奪えるリードは
そこまで大きくないだろう。

5区もケガさえなければ佐々木だっただろうが、昨年同様佐々木がケガが
長引いた分5区を回避。代わりに1年生の山本が入った。
その山本は全日本で1区12位。信頼度ではまだ微妙と言えるだろう。
復路も8区あたりを志方か八木あたりに代えてくるだろうが、それでも駒澤
東洋と勝負するには足りない。山上りで山本がよほどマッチしていない限り、
逆転優勝は厳しそうだ。



他大学は一長一短が目立つ。

鎧坂のいる明治は1区から4区までエントリーが1年生。
変更はあるだろうが、さすがに心許ない。

最近いい拓殖は日本人エース野本を2区、モゼを3区にエントリー。
マイナ投入なら3区ということになり、全体のレベルが上がったことを
考慮したとしても、やはり山上りをうまくこなさなければ上位は見えてこない。
逆にいえば、山さえ何とかなれば上位に食い込んでこれる。


これは東海大学にも言えて、2区村沢、5区早川という布陣。
1区1年生中川が全日本並みの好走をすれば、4区トップでたすきを渡すことは十分考えられる。
往路3位以内は十分望めるだろう。ただし、復路が薄い分、ここでどれだけ粘れるか。

中央は戦力が平均以上というのはいつも通り。
ここも上位3チーム内というのは相当押しがないと厳しい。
日体大も調整不足からここまでの成績はあまり良くないが、選手起用がハマれば、
5位以内は可能と読む。


以上のことを総合して印を打てば、

駒澤大学
東洋大学
早稲田大学
△東海大学
△拓殖大学
△日本体育大学

こんな感じでどうでしょう。


さて、スタートまで残り9時間ほど。
今年はどんなドラマが見れるのか。
第88回箱根駅伝、出場20チームすべてのタスキが繋がることを祈る。
posted by リック at 22:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月04日

箱根駅伝を振り返って

早稲田が優勝してしまいましたね。
昨日の復路予想とはアンカーが違う誤算があったけど、
やはりポイントは6区と7区の序盤だった。

早稲田は、高野が秘密兵器だった。
58分台突入は例年なら楽々区間賞。
千葉が58分前半とか出さなければ区間賞だったが。
駒澤がここで千葉にエントリー変更で3位に
上がってくるのもだいたい予想通り。
悪天候じゃない分、予想のしやすい復路だった。
金子宣隆の記録は当分破られないと思ったけど、10年で破られるか。
金子の記録ができたのがつい最近のような気がする。
それでも小4だったのか俺。
東洋の市川も59分台。例年なら好走と呼ばれ、
称えられるのにこれでも足りない。
今年のレベルの高さをよく表している。
高野と市川の抜きつ抜かれつ、最後の平坦での根性比べは、
近年の6区では一番見ごたえがあった。
結果的に、ここでつけた36秒が早稲田に最後まで味方した。

7区の早稲田三田と東洋大津も、区間順位は2位と4位。
大津はいつもより調子が良くなかった感。
これが7区起用の理由だったように思える。
調子悪い分前半突っ込めなかったことで、
大津と三田の差が10キロ過ぎで1分半ついてしまった。

8区の早稲田北爪も区間3位だったが、
東洋千葉は1位。千葉が5分台に乗せなかったことが、
最後の最後で響いた。北爪も、この次の八木も、
アンカーの中島も、速く入らずに自分のペースを守った走り方。
後ろとの差は次第に詰まっていたが、早稲田
かなり安全策を取っていた分、一気に追いつかれる感じはなかった。

9区の早稲田八木は区間2位、東洋田中は区間賞。
上位2チームがとにかく強い。普通はどちらかがブレーキとかあったりするものを、
どちらも好タイム。田中は10分切った時点でかなりの合格点。
それでも差が15秒しか縮まらないんだから、相手が悪い。
八木も前半の入り方を考えると、10分3秒でまとめたのは力がある証拠。ア
ンカー勝負に。

アンカーは早稲田がキャプテン中島、東洋が山本。
ここは誤算だったけど、それでも区間2位と1位。
東洋は終盤3区間すべて区間賞でまとめたのに差せないのだから、
早稲田の粘りは驚異的だった。
中島も入りが3分前後、それを守り続けていた。
1年生で初出場の選手などはどうしても突っ込んで入ってしまうものだが、
中島は4年連続の箱根。自分のやるべき仕事が分かっていた。
20秒差にひとつの壁を設けて、カーブで後ろとの差を確認しながら、
一定に保ちきったところが、さすがキャプテンといったところ。


早稲田の復路勝因は大きく2つ。
まずは6区高野。ハイペースで入りながら、最後まで粘りきり58秒台突入。
ここで東洋を交わしきったことで、早稲田に大きく流れが傾いた。
たぶん序盤のラップだけなら、過去の1時間切った選手の中で
もっとも速かったはず。
激走という名にふさわしい、4年生らしい走りだった。
もうひとつは自分の役割を全員が知っていたこと。
直前に山上りの佐々木、1年エースの志方を欠いたのが、
逆に良かったのかもしれない。展開に左右されず、
一人一人が設定タイム通り走れれば、当然結果は出る。
終盤の3区間は機械のようなラップの刻み方だった。


東洋は区間賞4つ取ったのに、1つしか取ってない早稲田に敗北。
これが駅伝。マラソンなら関係ないが、10人で行うスポーツの奥深さ。
往路4区の宇野からの個人の区間順位は、3、1、3、4、1、1、1位。
これで総合タイムは11時間12秒。この時計で優勝できないとか、
どんな大会だ。早稲田がついに総合11時間超え。
ついに11時間の壁が破られた。一番駅伝というスポーツに徹したのが
早稲田だったということなのでしょう。


3位の駒澤も、復路は区間新1位⇒1位⇒8位⇒8位⇒3位。悪くない。
が、上位2校の前では物足りない。このチームが黄金期を迎えるのは再来年。
展開次第では来年も勝ち負け。
箱根タイプというか、出雲タイプのチームになりそうな気がする。

それは早稲田も同様。来年も出雲タイプ。
また新しくインハイ上位が入ってくるだろうけど、
今年の4年は『速い』というか、とにかく『強かった』。
カギになってくるのは、今年の新4年生だと思う。
アツい4年を見習い、攻めの走りを続ければ、2年連続の3冠はある。
佐々木、志方が帰ってくる来年の箱根は、往路でも優勝があっていい。

東洋は主力の3年が残るが、経験豊富な千葉、高見、大津などの4年が抜ける。
1年生の設楽兄弟とかの成長次第。柏原が本調子で秋を迎えれば、
来年の優勝争いももちろん中心。


シードに目を移すと、これもまた非常に見ごたえがあった。
國學院のアンカー寺田が道間違えるなどのご愛嬌もあって、
見ている分にはアツかった。が、この寺田でも区間11位。
そこまで速い印象がないのは、上位が強すぎたということが
大きく影響していると思う。國學院は車で事故ったり、
道間違ったり、チームとして今大会を盛り上げてくれた。


この空前の好タイム10時間台の決着ながら、繰り上げスタートが
日大1校だけだったという点が興味深い。
全体のレベルで考えても、ここ10年で最高。
いくらコンディションが良くても、どこかはブレーキが掛かるもの。
それが1校だけということは、大学長距離のレベルが
かなり底上げされてきているということでしょう。
無名校が名前を売るために強化に力を入れるほど、レベルが底上げされる。
いい意味でよく回ってきているが、それに伴う故障の増加という観点では、
そろそろ高速化に歯止めを掛ける時期がやってきたのかなとも思った、
今年の箱根駅伝
来年も今から楽しみにしよう。あと364日。。。
posted by リック at 11:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月03日

箱根駅伝復路を勝手に予想

往路は東洋が逆転優勝。往路レコードが出るように、
走りやすかったにしてもレベルが高かった。
近年トップクラスの往路だったと思う。
個人的に誤算だったのは、

・中央が1、2区でブレーキ
・マイナの不調
・村澤の予想以上の走り

このあたり。早稲田の猪俣は想像以上によく走ったと思う。
これは復路が楽しみ。

東洋と早稲田の差は27秒。
これを大きいと取るか、少ないと取るか。
東洋の復路予定は、現在小池⇒大津⇒千葉⇒田中⇒西山。
たぶんアンカーは高見。6区の小池も市川に変えてくるはず。
これは予定通り。東洋の弱点としては6、7区になるか。
9区⇒2区と走っていた大津を7区に持ってきた理由がなんなのか。
作戦なのか、それとも早稲田佐々木のように故障持ちなのか。
故障持ちだったら早稲田チャンス。
6区の市川はずば抜けて速くないが、去年の経験がある。
8区にトップで渡れば、残り3人の力を考えればなんとかしてしまうはずで、
早稲田が逆転するには6区と7区の序盤が大切になってきそう。


その早稲田、6区の高野は、
この流れならたぶん変えてこない。もしくはここが秘密兵器なのかも。
山の秘密兵器が2人いるということは、佐々木ともう一人。
猪俣は急遽だったことから、この高野が山下りに適正を示している可能性がある。
アンカー萩原はたぶん変えてこないから、3枚のカードを使うのは7、8、9区あたり。
7区の故障持ちの佐々木を三田、8区北爪をキャプテン中島、
9区市川を八木で繋ぐイメージ。三田に9区の長丁場のイメージがないだけに、
高野が秘密兵器ならこのメンバーの可能性が高いと思う。
4区で区間新作ったことがある三田が7区で20秒差でタスキもらえば、
ここで逆転がある。あとはガチンコ。力はほぼ同じ。
アンカー勝負になれば経験の高見、スピードの萩原。
大接戦のほうが見てて面白い。とにかくポイントは山下り。


それはほかの大学も同様。山下りは今年のキー。
3位東海は復路が厳しい。
4位明大はとにかくこの順位で繋いでいく感じ。
トップから3分、3位と1分半のところにいる駒大が3位の最有力と言えそう。
6区山下りの藤原から千葉への変更はなんかもう規定路線。
千葉で稼いで、そのあとがどれだけ粘れるか。
9区飯田とか、ブレーキの可能性もなくはない。
メンバー的に巻き返せるのは中央大くらいか。


上位2チームが接戦になるが、そのあとは混戦。
シード権争いが4分以内に固まっている現在、今日の一番の見所は
シード権争いかもしれませんね。
コンディションもあまりよくなさそうだし、6位以下は大混戦。
楽しみ楽しみ。

posted by リック at 06:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月02日

箱根駅伝2011

思い返せば去年の箱根。このブログで予想して、
◎つけた早稲田が沈没、〇⇒▲⇒△で決着する不運。
読みが甘かった。今年はもう少し深く読んでみた。

第87回箱根駅伝◎東洋大学
〇早稲田大学
▲中央大学
△駒澤大学
△日本体育大学

いろいろ考えたけど、東洋有利は動かない。
現在の箱根は、もはや5区で決まる駅伝になりかけてる。
早稲田が先行逃げ切りを考えた布陣を敷いてきたが、
川上と設楽兄弟の持ちタイムを見る限り、そう大きな差はない。
序盤の重要区の2、3区を1年生に任せるのは賭けだが、
そんな賭けに出れるのも、5区の柏原を信用してのこと。
不振と言われている柏原は去年ほどの勢い、
時計がないが、それでも5区なら挽回可能。

早稲田の誤算は5区。
先月まで『5区に自信がある』と言っていた渡辺監督が、
ここ数日の間にだいぶトーンダウン。
やはり秘密兵器は佐々木だった。
その佐々木が座骨神経痛で7区に回り、出られるか未定。
5区を4年の猪俣に任せる布陣。
当初の予定では、大迫⇒平賀⇒矢沢で貯金をし、
佐々木で粘り、後半で入れ替えていくというものだったはず。
いまや5区を1時間19秒分台で走ってくれればラッキー、
20分台なら合格といったところ。
柏原はいかに調子が悪かろうと、1時間18分台前半に乗せてくる。
予定としては4区の中継で差は2分あるかないか。
2分なら東洋が追いついてしまう。
猪俣自体の持ちタイムは悪くないどころか、むしろいい。
2分30秒以上の差で早稲田が小田原中継すれば、往路は分からない。


問題は復路のほうだと思う。往路、特に5区が騒がれるが、
今年は6区が面白い。山下り。
早稲田はずっと山下りをやっていた加藤が卒業。
今年は高野を登録も、時計的に入れ替えてくる気がする。
可能性があるのが中島、三田、八木。スピード考えると
三田6区の可能性は高い。が、その後の佐々木が未定で、
残るカードが1枚の中、8、9、10と接戦になると、厳しくなる。
相手の東洋は6区で市川に変えてきて、大津⇒千葉⇒田中⇒高見で
調整しているはず。ほとんど経験者で力のあるランナー。
実は復路の東洋のほうが強い。となると、
早稲田は5区終了時点で柏原と1分差以内とか甘ったれたことは
言ってられないということになる。


今回は5、6区が例年以上に大きい年になりそう。
そうなると面白いのが▲中央大。あまり目立たないけど、
今年の中央は一味違う。去年上り3位の大石、
下り2位の山下がどちらも今年4年。大石の調整不足が不安だけど、
山に関しては一番安定してる。前半に1万メートル28分台の選手を投入、
後半に長距離こなせる選手を揃えた今回、もしかしたら優勝もなくはない。


駒澤は若いチーム。最近の課題、出遅れをなくすために油布を1区。
逆に往路に力を掛けすぎた感もある。
復路で更に伸びるかと言われると疑問。
山下りの千葉が実力通り走れるかもポイントになってくる。

日体大も前半勝負。前半いいところ取れないと、
後半の粘りが未知数なだけに、山がポイントになってくる。
1、2区のダブルエースが鍵。更に上を目指すなら、あと2人はほしい。


展開としては、3区終わった時点でトップは山梨学院あたり。
そこを早稲田が捕らえて、5区で東洋がトップに。
復路は大きな順位変動なくゴール。そんなイメージ。
山と、山の前後のエントリー変更が勝負を分ける。
予選会組は拓殖くらい。全体タイムがあまり良くないし、
上位争いは厳しそう。ただし、マイナは化け物かも。

今日と明日の箱根は例年より気温が高い。
雪はなさそうだけど、棄権が増えそうな予感。
スピード化が著しい昨今、5区伸ばすとかわけの分からないことは、
箱根の魅力を減らすものだと思う。


最後に、シード権争い。

当確は、東洋、早稲田、中央、駒澤、日体、明治、山梨学院。
当落選上は、東京農業、城西、拓殖、東海、学連選抜。


大東文化や順天堂がいなくて、上武とかどこにあるのか
分からない大学が出てる、時代は変わりますね。

全校が襷を大手町に帰せるよう、のんびり観戦といきます。

タグ:箱根駅伝
posted by リック at 07:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月02日

第86回箱根駅伝


◎早稲田大学
○東洋大学
▲駒澤大学
▲山梨学院大学
△日本体育大学
△関東学連選抜

優勝に一番近いのは、ワセダ。早稲田の去年の敗因は明らかに山。失速したように見える九区は意外と踏ん張ってる。それを考えると、去年区間13位に沈んだ山に八木を持ってきたのは当然。問題は、八木に山適正があるのか。こなす可能性大だが、そこに一抹の不安。

一区矢沢、二区尾崎で5番手以内、三番手以内で芦ノ湖。で、山下りの加藤が万全なら、去年のように東洋に逆転されることはないはず。問題点は三田がいないこと。佐々木、平賀の投入のタイミングが鍵。


東洋は去年より戦力アップ。柏原がまともに走れば往路優勝は堅い。去年大ブレーキの前半を8番手以内なら。後半も千葉、高見、富永あたりでまとめれば…とは思うけど、ポイントは山下り。早稲田加藤が絶好調なら、間違いなく差される。どこまで食らいつけるか。3、4区も心配。主将釜石、有望株川上が怪我でいないのも響くはず。


駒澤は最近あまり良くないけど、箱根が一番力を出しやすい印象。去年は前半大ブレーキで力を出し切れなかった。後半はわりと走ってたことから、4年カルテットのデキ次第で面白い。星一区、深津五区が気になるが、二区宇賀地、九区高林とエース区間は万全。やはり深津が帰ってきたのはデカイ。八区上野など下級生が力出し切れば。


穴は山梨学院。どうみても山はあわない高瀬が二区、フツーに考えて二区のはずのコスマスが三区。ということは山適性が高くなった可能性。後半九区に中川がいることもあり、復路逆噴射もそこまでひどくないはず。コスマスの力がモグスほどじゃないのが気になるけど…


日体大はタイム考えると上位争いなんだよね。不祥事後だし、かなり気合入れてくるはず。巻き返しの可能性大。前半でどこまで貯金を稼げるか。


関東学連選抜、去年9位だったけど、今年は強いよ。そもそも各校エースが10人集まるんだから、練習あわせれば強いのは当然。去年の経験者7人。経験不足に泣く学連選抜としは珍しい年。掲示板あっておかしくない。


日大はベンジャミン使えなくてダニエル頼み。厳しいと思う。

東海も村沢、早川だけじゃどうしようもない。どっちも一年生だし…

明治もいいとこどまりだと思う。


箱根は総合力、層の厚さがモノをいうレース。

大手町一番乗りを目指し、各選手頑張ってほしい。
posted by リック at 01:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

東海大の村澤ら、スーパールーキーを紹介!

箱根駅伝、前回は“怪物ルーキー”
柏原竜二(東洋大)の衝撃デビューに沸いた
東京箱根間往復大学駅伝競走箱根駅伝)。
今回も、各大学には期待のルーキーたちが
勢ぞろいしている。
12月10日に発表されたエントリー選手を見ても、
早大は16人中5人、駒大は同7人の1年生が名を
連ねており、彼らへの期待の高さがうかがえる。
今回はそんなルーキーの中から、スポーツナビ
編集部が注目する選手たちをご紹介したい。
           (スポーツナビより)

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/marathon/?1261470556
タグ:箱根駅伝
posted by リック at 17:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

いよいよエントリー

箱根駅伝のエントリー選手が発表
=東洋大の柏原らが順当にメンバー入り


 第86回東京箱根間往復大学駅伝競走
(2010年1月2、3日)に出場する全20チームの
エントリー選手(各チーム16人)が、10日に発表された。
前回王者の東洋大は、エースの柏原竜二(2年)、高見諒(3年)ら
優勝メンバーを中心に構成。前回2位の早大は、矢澤曜(2年)、
八木勇樹(2年)が2年連続でエントリー入りしたが、前回4区で
区間新を記録した三田裕介(2年)は外れた。
一方、前回シード落ちし、今大会で復活を誓う駒大は、
期待の1年生を7人送り込んできた。

 そのほか、日大のギタウ・ダニエル(4年)、東海大の
スーパールーキー・村澤明伸(1年)といった、各大学の
エース選手は順当にエントリー入りしている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000015-spnavi-spo
    (yahooニュースより)
タグ:箱根駅伝
posted by リック at 17:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

第十区

1位の東洋と2位で入った早稲田の差は1分25秒。

東洋大は念願の優勝がみえてきたか。

早稲田は三戸。最後の箱根。

10キロ地点で390m差。東洋大のアンカーの高見はスローペース。
無理をしない様子で走っている。早稲田4年の三戸は最初で
最後の箱根。スポーツ推薦だけでなく、一般入試で入ってきた
たたきあげの選手と一体となるのが早稲田。
東洋大の腕のふりはタンタンとして変わりない走り。

明大43年ぶりのシードが狙える6位をキープ。

予選会から出場してきたチームとシード権で出場してきた
大学の差がなくなってきたといえるかもしれない。

早稲田は残り10キロ、ピッチをあげる!差はだいぶあるが、
少しずつ差を縮めている。
その差は300mを切る。追う早稲田の三戸がどれだけ踏ん張るか・・・

7位集団は4人。東農大、中大、山梨学院大、日大。

フィニッシュゴールでは東洋大のメンバーが校歌を。

21キロ日比谷から銀座へ。ビル風がきつい。

東洋と早稲田の往路での競り合いは6回。過去に例を
みない走りをみせてくれた。
東洋は2年生を中心につくりあげたチーム。来年の活躍も期待できる。

これから数年東洋時代の黄金時代が来るか?!
アンカー高見の視界にゴールの栄冠が!
チームメイトは肩を組んで待っている。
67回出場、初の総合優勝!!!

オメデトウexclamationぴかぴか(新しい)
昨年12月1日に長距離部員が不祥事を起こしたことを考慮し、
ゴール後は優勝チーム恒例の胴上げをせず、部員全員でコースに
一礼。感謝の気持ちを表した。最優秀選手賞は5区で
区間新記録をマークした柏原が選ばれた。
タグ:箱根駅伝
posted by リック at 21:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第九区

東洋大の大津が一位を走る。
早稲田の朝日が追う。

城西大、石田棄権。
繰り上げスタートになる。

東洋と早稲田の差が5秒になる。

東洋の大津、加速してきたようだ。
早稲田の朝日がスピードダウン。15キロの段階で
差を広げられる。
「優勝をあきらめてはだめだ」という監督の声が聞こえる。

東洋から300mの差をつけられる早稲田。

東洋の大津は長距離が得意。
350mの差をつけていく。

早稲田の朝日、最初で最後の箱根。
一般で入ってきた努力人。

全員の汗が染み込んでいるたすきを外す東洋の大津。
トップでたすきリレー。
念願の初優勝なるか?
タグ:箱根駅伝
posted by リック at 20:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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